妊娠糖尿病と診断された患者さんの中には管理入院を医師から指示される人も多いでしょう。
私もその一人です。
人生初めての入院生活になるので事前にインターネットで予備知識を入れておこうと入院生活を色々と調べていました。
本記事では、私が6泊7日の管理入院で実体験した妊娠糖尿病患者の入院生活を紹介します。
中でも気になったのが、「お風呂」と「ドライヤー」について。
入院中の入浴は医師から許可がでれば入ることができますが、基本的に他の入院患者との兼ね合いで15~20分前後の予約枠しかとることができず、湯船に浸かることは難しいでしょう。
また、髪の毛の長い妊婦は短い時間で浴室で髪を乾かしきることが難しく、実際に入院するまで「どこで髪の毛を乾かせばいいんだろう・・・病室だとうるさいかな・・・?」と悩んでいました。
妊娠32週で妊娠糖尿病になった私
妊娠32週で50グラムの糖負荷検査で引っかかり、再検査となった私。
翌日に75グラムのGTTを受けたところ、1時間後の血糖値が185。基準値の180を+5オーバーし妊娠糖尿病と診断されました。
基本的に1項目でもアウトであれば妊娠糖尿病の診断がおり、医師の指示のもと管理入院か在宅での栄養指導に従った生活が必要になります。
私の場合、何を食べればいいのかもわからない状態でしたので、約1週間の管理入院を選びました。
初めての妊娠で妊娠糖尿病、さらに初めての入院と不安づくしでした。
入院予定の大学病院の情報もインターネット上ではあまり検索しても見つからず、不安な気持ちでいっぱいでした。
基本的に、夜間でなければ部屋で使用して大丈夫
夜間でなければ、大部屋でドライヤーを使用しても問題ありません。
入浴時間が限られているので浴室で髪の毛を最後まで乾かすことができない患者さんが多いと思います。
私は、胸上まであるロングヘアーだったので、事前に予約した20分の入浴時間の枠内で乾ききることはまず不可能でした。
大部屋には収容人数分のベッドとお湯と水が出る鏡付きの洗面台が用意されていることが多いです。
コンセントは、ベッド付近にもありますし、大部屋の洗面台にも用意されています。
(私の入院した大学病院ではコンセントが2つ用意されていました)
気になる人は看護師に確認しよう

実際に確認が取れるまで、大部屋でドライヤーを使っていいのか分からなかったのでインターネット上で調べました。
すると質問投稿サイトなどで上がってくるのは「大部屋でドライヤーを使う神経がわからない!」という内容。
これはどこで使えばいいんだろう・・・と悩んでしまった私が考えた秘策は「大部屋に他の人がいる環境で、看護師さんに聞く」という方法でした(笑)
朝の検温や血圧など一通りの検診がある時間帯はベッドで待機している人が多いのです。
なので、この時に看護師さんに「ドライヤーってどこで使えばいいんですかね?大部屋だとうるさくないか心配で・・・」と相談しました。
恐らく、同室内の人には聞こえていると思います。(作戦通り)
で、看護師さんは「大部屋で使ってもらって問題ないですよ〜」と優しく回答をいただきまして、ひと安心。
この手順を踏むことで、「大部屋でドライヤーを使って問題ない」という共通認識が芽生えました(と信じたいです笑)
以降、日中の時間帯で気兼ねなくドライヤーを大部屋で使うことができました。
初日は遠慮してしまってどこでドライヤーを使えばいいのかわからず病院のフロアーを右往左往していたので、「入院初日に聞いておけばよかった!」と思います。
まとめ
大部屋で入院生活を送る際、ドライヤーは大部屋で使用して問題ありません。
ただし、同室の人との不要なトラブルを避けるために夜間の使用は避け、看護師に一声相談しておくとベターでしょう。
その際、同室に他の人がいる状況で看護師に声かけしておくと、事前にドライヤーを部屋で使うのがOKだと理解を得やすくなります。
もっとも、コミュニケーションを用意に取れる人は、使用前に同室の人に声かけをするとより快適に入院生活を送れるでしょう。
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