妊娠糖尿病で入院した場合、血糖値検査を1日に4~7回行い数値の変動をチェックし血糖値コントロールを行うようになります。それまで糖尿病と縁のない生活を送っていた妊婦にとっては、初めての検査で色々と不安に感じることも多いのではないでしょうか。
本記事では、これまでペン型の血糖値検査を行ったことがない人に向けて、検査に向けた事前情報をレクチャーしたいと思います。
どの指を使って血糖値検査をすればいいの?
インターネットで検索すると、「病院での血糖値検査は指先に針を刺して微量の血液を出し、測定機械のプレートに血液を読み込ませる」という情報はすぐに出てくるかと思います。
しかしながら、具体的に「どの指」から血液を採取すればいいのかまでは説明されていないのです。なるべく痛くない指を知っておく等、入院前に心の準備をしようと思っていたので、ベストな回答が見つからず困ってしまいました。
入院時、看護師に聞いてみた
結局、どの指が痛くないのかが分からないまま入院し、あっというまに1回目の血糖値検査がやってきてしまいました。
どの指にしますか?と看護師に聞かれたので逆に教えてくださいと聞いたところ

との回答がありました。
どちらの手を使おうか悩んだ結果、「利き腕と逆の中指を基本の指」にしようと決めました。利き手と逆だと神経があんまり発達していないのでは?という勝手な妄想です(笑)
私の場合、利き手は左だったので、「右手の中指」を一番よく使っていました。
ずっと同じ指を使うと皮膚に違和感が出てくる
血糖値検査に使う指先は、できれば定期的に変えた方がいいかなと思います。
入院してから2日ほど経過するまで右手の中指を使い続けたところ、皮膚が固くなるというか張りが出てくるような感触がしたからです。針を刺す前後にはアルコールを含んだ脱脂綿で消毒するので皮膚の表面上の水分が持ってかれるような感覚もありました。また、針を刺して血液を出すので気づかないうちに体の防衛本能が働いているのかもしれません。
検査が終わればハンドクリームでケアしていたのですが、途中からは右手を使えば次の検査では左手〜と針を刺す指を分散させて1日4回の血糖値検査を乗り切りました。
まとめ
私の入院生活の体験から、血糖値検査の際に使う指は「利き手と反対側の中指」をまずオススメします。その次は人差し指。また、皮膚がつっぱるようなパサつくような感覚があれば、いつも使っている反対側の手の指をたまに使って針を刺す指を分散させると、血糖値検査で指先の皮膚が固くなってしまった!アルコールでかぶれてしまった!といったトラブルを防止することができるのではないでしょうか。参考にしていただければ幸いです。